大阪で見つけた素敵なお花屋さん~Osaka Flower Shop NAVI~

お花屋さんが教える、切り花や鉢植えを選ぶときにチェックすべきポイント

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失敗しない、お花の選び方とは?お花屋さんに聞いたお花のチェックポイント

色鮮やかな花

せっかく買ったのにすぐに萎れてしまったり、持って帰ってきてから傷んでいることに気づいたり。
とくに大切な方へのプレゼントなら、そんな失敗は絶対に避けたいところ。
また、贈り物の場合、トップページで紹介したマナーとは別にお花の色の選び方にもコツがあります。

後悔しないためにも、賢いお花の選び方をチェックしておきましょう!

切り花を買うときのチェックポイント

お花も、野菜や果物と同じ植物であり、ナマモノです。
お花の選び方なんてわからない、という方もきっとスーパーで野菜や果物を選んだことはあるはず。 これが野菜や果物なら買うかどうか、そんな観点で見てみるといいでしょう。

1.花は新鮮か?傷み始めていないか?

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落ちそうになってる花や、茎に細くなっている部分がないか、そして、変色している部分がないかどうかもチェックしてみましょう。また、花のガク(花びらの裏側(外側)にある緑色の小さな葉のような部分)が下がっているものも要注意です。

2.茎の切り口付近や花のつぼみ、咲き終わったお花は汚れていないか?

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切り花の場合、お花そのものが腐っていたり、カビが生えていたりする場合があります。直接触ってチェックできるなら、見ておきたいのが水に浸かった茎の切り口付近。
茎や葉が腐ってドロドロになっていないかチェックしましょう。
また水に浸かっていない部分、とくにつぼみや咲き終わったお花にカビが生えていないかどうかも見るようにしましょう。

3.花の入ったバケツの水は白く濁っていないか?また水は臭くないか?

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白く濁った水は、腐った水です。腐っていると当然、イヤな匂いもあります。
そして、その水を吸った花も、早く傷みます。透明でキレイな水に浸かっているお花を選ぶようにしましょう。
なお、花粉や葉はどうしても落ちてしまうものなので、少しくらい浮いていたりしても気にする必要はありません。

大切な売り物のお花が上記のような状態になっているようなお花屋さんは、そもそものお花の管理が行き届いていない可能性もあります。もし、複数のお花について上記が当てはまるようなら、お店を選び直すことも検討した方が良いかもしれません。

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鉢植えを買うときのチェックポイント

鉢植えは、切り花よりもずっとお花を楽しめる期間が長く、育てる楽しみもあります。でも、すでに傷んでいたり、害虫が付いていたりすると、長く良い状態を保つことが難しくなります。 贈る相手にお花を思う存分堪能してもらうためにも、状態を見極め、良い鉢植えを選ぶようにしましょう。

1.病気にかかっていないか?害虫はいないか?

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葉に斑点があったり、葉のフチが萎縮してシワシワになっていたりするものは避けましょう。病気にかかっている可能性があります。
また、土の上にナメクジやダンゴムシがいないか、葉の裏や茎にハダニやアブラムシがいないかについても確認しておきましょう。

2.軽く揺らしたとき、グラグラしないか?

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見た目に問題がなさそうな場合でも、株がグラつくものは避けたほうが無難です。根をしっかり張れていない証拠です。

3.葉は多いか?根元に近い方にも葉があるか?

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根元に近い部分にも、しっかりキレイな葉のついたものを選びましょう。
元気に大きく成長しているように見えても、下葉(根元に近い部分の葉)が少ないものや、葉にツヤがなかったり、黄ばんでいたりするものは避けるべきです。
また背が高いだけで茎が太くないものは倒れる恐れがありますので注意しましょう。

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プレゼントするときの色の選び方

贈る相手の好きな色がわかっている場合やウエディング、法事などの冠婚葬祭の場合を除き、どんな色のお花を選ぶかというところも難しいポイントではないでしょうか?
そんな時知っておくと良いのが、色の持つ効果や特徴です。ぜひ以下を参考に、贈る目的やお相手に合った色を選んでみてください。

  • バラのアイコン赤【元気をくれる色】

    太陽や火などをイメージさせる、強さのある色です。相手にインパクトを与えたいときや、励ましたいときにぴったりな色でしょう。

    代表的な赤色の花:ボタン、チューリップ、バラ、ハイビスカス、サルビア、ダリア、椿、ポインセチア など

  • バラのアイコン青【冷静さを象徴する色】

    赤色とは対象的に、水や空、海をイメージさせる、リラックスや集中力につながる色です。信頼関係を築きたいときや誠実な印象を与えたいとき、また小さな男の子に贈る場合にも適しています。

    代表的な青色の花:ワスレナグサ、ミヤコワスレ、アジサイ、トルコキキョウ、キキョウ、リンドウ、アネモネ、クロッカス など

  • バラのアイコン白【清潔、清楚なイメージの色】

    おめでたい色、神聖な色として、代えの利かない色です。ブライダルや法事などの冠婚葬祭はもちろん、清楚な女性に贈るのにもオススメです。

    代表的な白色の花:カスミソウ、スズラン、ジャスミン、クチナシ、コスモス、菊、水仙、クリスマスローズ など

  • バラのアイコン黄【もっとも明るい色】

    暖色の中でもっとも明るく鮮やかな色です。 希望や幸福、健康をイメージさせるので、とくにお見舞いやお祝いに向きます。

    代表的な黄色の花:タンポポ、キンセンカ、ヒマワリ、バラ、マリーゴールド、キンモクセイ、福寿草、ロウバイ など

  • バラのアイコンピンク【人を幸せな気持ちにさせる色】

    ピンク色には、幸福感を与え、緊張を和らげたり、気持ちを若返らせたりする効果があると言われています。可愛らしさや愛情、優しさの象徴でもあるので、女性に贈ると喜んでもらえるのではないでしょうか。

    代表的なピンク色の花:桜、桃、朝顔、バラ、コスモス、ガーベラ、シクラメン、ヒヤシンス など

  • バラのアイコン紫【神秘的、幻想的な色】

    古くから特別な高貴な色として扱われてきた色です。安らぎや癒やしを与える効果があるとも言われており、お見舞いや励ましのためのプレゼントに適しています。

    代表的な紫色の花:藤、ライラック、朝顔、グラジオラス、トルコキキョウ、野菊、ベンケイソウ、サイネリア など